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ポムズシロップ

なにげない日々

半端な気持ちで東京へ来たわけではないけれど、
ここのところ訃報が続いたせいもありいろいろと思うことも多くなりました。

まだ私が小さかった頃に、大人にしかわからないような色々な事情が当時あったようで
もう20年とかそれ以上会っていなかった父方の祖母が、数ヶ月前に亡くなりました。
小さい頃は姉とふたりでよく祖母のお家に遊びに行き、
“チビ”という大きくて白い犬と遊んだり、お庭の池にいる鯉にエサをあげたり、
スプリングのききすぎたベッドでトランポリンごっこをしたり。
“チビ”が亡くなってしまって以来祖母の元気がなくなった。という話は聞いていたけど
それ以外のことはあまり何も聞かされていませんでした。

小さい頃、誰からどういうふうに聞かされたかはもう覚えていないけど、
子どもだった私は自分の意思とは関係なく、もう祖母に会っちゃいけないと思い込んでいました。
いなくなってしまってもう二度と会えなくなってしまった今そんなふうに思うのは遅すぎるけど。

帰省して、何気に父が私に見せてくれた写真が
姉と私のピアノの発表会の日、祖母と祖父と一緒に写っている写真でした。
お葬式の時に飾ってあったそうです。
ずっと大事に持ってくれてたんだなって思うと、涙がとまりませんでした。

祖母に会いたいなら、気になるなら、周りがどうこうでなく
大人になった私は自分の意思で動けば良かったのかもしれないって今となっては思うけど、
そうしてしまうことで悲しい気持ちになってしまう人もいる。ということもわかっていました。
だけどどんな事情があったとはいえ、私のおばあちゃん。
最後くらいもう一度会いたかったな。

大事なひとたちがまたいつ私のそばからいなくなっちゃうかって考えるとすごくこわい。
泣き虫な私は泣いて泣いて疲れ果てて自分も枯れて死んでしまうんじゃないかとか。
こういうつらい現実が今後もいつ突然やってくるかわからないんだってことは、
このところ何をしていてもふと考えてしまうようになりました。

だからこそこのなにげない毎日を大事に過ごそうって、改めて思います。

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